看護師のメリット・デメリット

今回は看護師として働く中でのメリット・デメリットについて話していきたいと思います!

目次
1.メリット
 ①永久資格
 ②専門性を突き詰められる
 ③知識や技術の向上がやりがいにつながる
 ④就職先が多く、常に人員不足で就職に困らない
 ⑤給料が安定している
2.デメリット
 ①3K
 ②責任が重い
 ③伝統やルーティンがある
 ④給料が一定
3.まとめ

①永久資格
 看護師の免許は一度獲得すると生涯使用することが可能です。何年ごとの更新もなければ、試験も1度
 合格するだけで一生使用することができます。

②専門性を突き詰められる
 専門看護師や認定看護師、特定行為看護師など様々な種類の看護師になることができます。
 専門看護師は14種類、認定看護師は19種類、特定行為は38行為など多くのものの専門性を
 突き詰められるかなと思います。

③知識や技術の向上がやりがいにつながる
 どんな職業でも同じだと思いますが、知識を深めることで様々な病気や患者の状態に対して
 アセスメント(考察)することができます。アセスメントできることにより、患者に状態に早急に
 対応することが可能です。また、カンファレンスをおこなう場面でも知識を多く持ち合わせている
 ことで他のスタッフからも頼られることになります。
 また、知識が増えることでできることも多くなりやりがいに繋がります。

④就職先が多く、常に人員不足で就職に困らない
 医療業界は常にほとんどの病院が人員不足に陥っています。ただし、すべての病院で不足している
 わけではありません。しかし、機械やAIなどで補填できない職業なので必然的に人員が必要になって
 きます。また、現在の日本の人口では高齢者が多いので病気になる方も多くなります。そのため、
 人員不足は変わらず進行中と言えるでしょう。
 なので、基本行きたい病院に就職できると思います。

⑤給料が安定している
 患者は増減はしますが、基本病気になる人は尽きません。また、仕事も減ることはないので給料の
 変動はかなり小さいものです。夜勤の回数によっては1~3万円程度の変動がありますが、災害が
 あっても病院が経営できない場合以外は仕事はなくなりません。なので給料の変動はかなり少なく
 安定して給料をもらえると思ってもいいでしょう。

①3K
 看護師の代表的なものがこれでしょうか?
 3K(きつい、汚い、危険)と言われることが多いです。
 身体面・精神面ともにとてもきついです。夜勤など不規則な勤務形態と、勤務中はずっと人と関わり
 続けなければなりません。また、患者の排せつ物や排液・体液などを処理するお世話も他職種の人
 からすると汚いと感じるところでしょう。別に看護師が汚いと思っていないわけではありません!
 あとは、コロナの時のように常に感染の危険性に晒されることや、混乱した患者が暴れたりした際に
 傷つけられる危険性があります。
 補足ですが、9K(規則がきびしい、給料が安い、休暇が取れない、婚期が遅い、化粧がのらない、薬
 に頼って生きている、を追加して)と言われることもあり、看護師という職に対して不満があるかたも
 いるようです。
 ※僕も不満がある人の一人ですが(笑)

②責任が重い
 他の仕事でも責任が重い場面や職務があるとは思いますが、医療の現場では判断や技術のミスにより
 命に関わることが少なくありません。そのため、自分が直接介入していなくても患者の死亡に関われ
 ばそれがストレスとして降りかかります。それを免れるためにも仕事の一つ一つを責任を持って
 おこなわなければなりません。正直、患者に関わることばかりなので基本仕事中の約6~7程度は
 緊張感を持って仕事をしています。

③伝統やルーティンがある
 大きい病院のほとんどが歴史のある病院だと思います。地方の病院になればなおさら。
 歴史がある病院はほとんどが年功序列が抜けません。給料も昇進も…
 ちなみに、専門看護師や認定看護師・特定行為の取得もそうですが、病院内での決まりなども
 看護師の経験年数に応じて決められていることが多いです。
 そのため、自己学習や勉強会・研修への参加では実施できない技術や治療の補助が年数次第で
 可能になります。
 また、インシデントの報告やカンファレンスでは犯人探しや当事者に内容を反省させるみたいな
 ことも稀にあります。インシデントの問題は医療の現場では今後も課題になるかなと思います。

④給料が一定
 看護師は給料が安定していると言われることが多いです。また、高給取りと患者から言われることも
 あります。他の職種の初任給よりは高いと思いますが、年数を重ねるごとに年収は同じになるどこ
 ろか他職種に大きく差をつけられます。ましてや夜勤の回数により給料が多少上下します。
 なので夜勤の回数により毎月勤務がわかるたび一喜一憂する人もいるでしょう。
 看護師不足は変わらず、患者の人数は変わらず、仕事量は増える一方。その中で給料は増加する
 というより前と変わらず…。
 看護師は給料が安定しているというより、一定であると言ったほうがいいと思います。
 また、仕事の評価で給料が上がるわけもなく、ノルマがあるわけでもありません。
 なので、どんなに他の人より仕事をしても、仕事をしない人と給料は変わらない。
 ましてや年数が上のお局は仕事をせずに年数が下の人より給料をもらっています。
 これが看護師の中で一番理不尽なことかなと私は思います。

今回は看護師のメリット・デメリットについて説明してきました。
他にもメリット・デメリットがあると思いますが、私が思っていることはこのようなことです。
もしも、こんなメリット・デメリットがあるよ!と思うかたがいましたら、コメントを頂けると
嬉しいです!
決してこれらのメリット・デメリットがみなさんに当てはまるとは限りません。
メリットは時として、デメリットに。デメリットはメリットに代わる力を秘めています。
私が思う情報だけを信じないよう、もっともっとお互いに勉強していきましょう!

私はデメリットのほうが大きいと判断し、転職しようと決断しました。
看護師を目指す方、看護師から転職しようと考えている方にこのブログが役に立てると嬉しいです。
みなさんの人生がこれからも充実したものになるようお力添えになれれば本望です。
では、また。

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