Take it easy. 「気楽に行こう!」
今日は最近勉強したことをアウトプットできたらと思います!
患者さんの家族から孫が「看護師になるために看護科のある高校に入学したのよ。頭は良くて成績は気にしてないんだけど、話すのが下手でコミュニケーションの問題で今後心配なのよ。どうしたら話せるようになるかしら?」と相談を受けました。
そこで最近読んだ本に【リーダーの言語化:木暮太一】というものがありました。その中で私が読んで私の考えも踏まえて説明していこうかと思います!
①言語化がなぜ大事なのか
相手に報連相、コミュニケーションをおこなう上で大事だから…ではなく、自分が行動するために必要なものです。
例えば、何かをおこなう時に「なんでこんな上手くいかないのだろう?」「なぜ失敗したのだろう?」と思った時にどれだけ言語化できるかで改善が容易になるのがわかるかと思います。
看護師の場合はアセスメントする際に他スタッフに伝達をするので自分が得た情報をいろいろな考察をして「言語化」する必要があるのです。
②言語化とは
「言葉を短くする」「ただ伝えること」ではありません。
どれだけ明確化させるかが言語化するということです。
ニュアンスで伝えても誰が聞いても同じ結果を得られるとは限りません。
そのため、誰が聞いても同じ事だとわかるように言語化(≒明確化)することが求められるのです。
③言語化できない理由
自分の言葉が明確化できていないのが前提です。
「私は言ってるのに、あの人はできていない。」は私が言っている言語が明確化できていないのです。
では明確化するためには、どうしたらいいのでしょうか?
それは、曖昧になっているフレーズに対して明確化してあげるように問いかけてみることです。
明確化するために自分が言った曖昧なフレーズに対して、「〜そのためになにをする?」「〜そのためにどうしたらいい?」を3回繰り返すことで明確化に近づくのだそうです。
また、私はコミュニケーションをおこなう中での「自信」がないのかなと思います。
言語化するためには語彙や経験が必要です。この数を増やすことで「伝わる」「伝わらない」の答え合わせができ、「自信」に繋がることで言語化することができるようになっていくのです。
④言語化することでどうなるのか
言語化することで伝達によるミスは減少し、仕事の効率が上がり、スタッフ間のコミュニケーションも円滑に回っていくのだと思います。
言語化することでのメリットは多く、デメリットはないに等しいのではないでしょうか?
看護師はスタッフも患者も人間です。言語化することが必須であり、伝達によるインシデントが後を絶ちません。みなさんも言語化できるよう一緒に努力していきましょう!
「明日の自分をより良くする為に、今日やれる努力を積み重ねていきましょう!」
ティラ